会長挨拶

山形県タイ友好協会は去る2018年11月5日(月)に創設されました。

特別顧問にタイ国駐日全権大使バンサーン・ブンナーク閣下と山形県知事吉村美栄子様をお迎えし、顧問・役員には県内自治体、主要経済団体や金融機関等『オール山形』の参画の下、法人・団体会員220、個人会員24、合計244名に上る会員数にてスタートすることになりました。

少子高齢化に悩まされる日本において、今や海外との交流は地域の活性化の有効打として認識されて来ています。山形県に訪れる外国人の国別順位でタイは６位、ＡＳＥＡＮ域内では１位であり、特に近年はその経済発展をバックに伸び率ではトップクラスにあります。山形県にはタイ人観光客に提供できる観光資源が豊富にあり、特にこれからは雪の無い国の国民に対して蔵王・月山の雪・スキーを中心にその来県を加速させる可能性が大きいものと期待されます。

この他にも山形県とタイとの交流は、県内企業の進出が24社に及ぶ他、日本酒・さくらんぼ・山形牛等の輸出先、タイ柔道チームのホストタウン、また、本年10月にはタイの人気テレビドラマの県内各地におけるロケが行われるなど極めて様々な分野に及んでいます。本協会では、このような様々な活動が益々活発化するようお手伝い、或いはイニシアチブを取り、山形県とタイ国の発展に貢献するよう努力して参ります。

山形県タイ友好協会　会長
寒河江 浩二